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Chloé
クロエ

VOGUE GIRLがお届けする「クロエ / Chloé」に関する記事ページです。

1952年、ギャビー・アギョンがフランス・パリで設立したファッションブランド。上質な生地を使ったソフトでボディコンシャスな「ラグジュアリー・プレタポルテ」を最初に打ち出したファッションメゾンとして知られ、現在はウィメンズウェア、バッグを中心にアクセサリーから香水までトータルに展開している。ロンゴス作の恋愛小説をもとにしたバレエ音楽「ダニフスとクロエ」が当時パリのシャトレ座にて公演されており、その中の主人公クロエの美しいダンスのイメージがブランドの由来となっている。

1956年には、ギャビー・アギョンとビジネスパートナーのジャック・ルノワールがカフェ・ド・フロールにてファーストコレクションを発表。メゾンのスピリットである、何事にもとらわれない自由な精神やリラックスしたアティチュードを示し、若々しく少し大胆なデザインが特徴のウェアは、当時のパリの新たな風潮と調和し人気を得た。また1960年代半ばからクロエは、時代を彩ってきた才能あるデザイナーたちの活躍の場となり、1965年からチームに加わったカール・ラガーフェルドが、1966年春夏コレクションでアールヌーヴォーにインスパイアされた「テルトゥリア」ドレスを発表し、ボヘミアンシックという新たな方向性を定めた。エレガントで繊細なスタイルを取り入れたことでクロエの服は1970年代を象徴するファッションとなった。設立当初は知名度が低かったクロエだったが、カール・ラガーフェルドの功績によりグレース・ケリーやジャクリーン・ケネディといった世界を代表するファッションセレブを顧客に抱えるまでに成長した。1985年、スイスのラグジュアリーグループであるリシュモンの傘下へと参入しビジネス的な拡大が図られた。

1987年から1992年まではマルティーヌ・シットボンがヘッド・デザイナーを務め、メンズウェアとキャバレーのきらびやかな世界を反映したコレクションを体現。一時退任していたカール・ラガーフェルドが1992年に復帰。伝統文化からポップカルチャーまで多様な文化にインスピレーションを求めた活気あふれるコレクションは、強い個性を持ったスーパーモデルによって輝きを放った。1997年、ステラ・マッカートニーがクリエイティブ・ディレクターに就任し大きな転機を迎える。ブランドイメージをフェミニンでロマンティックな方向性へ転換することで次々とヒット作を発表。その後、2001年に後任として引き継いだフィービー・ファイロによってクロエはさらなる飛躍を遂げる。中でも代表作となるバッグ「パディントン」は柔らかく手触りの良い山羊の革や上質なカーフ革が使用され、「パドロックキー」と呼ばれる鍵が高級な印象を与えることで、女性たちの間で絶大な人気を誇った。ほかにも彼女の手によって生まれたシンプルな台形型のバッグ「パラティ」や財布も高い支持を得た。2008年からはハンナ・マクギボンが、2011年からはクレア・ワイト・ケラーが、2017年からはナターシャ・ラムゼイ・レヴィがクリエイティブ・ディレクターに就任している。

1975年、クロエ初のフレグランスが発売され、フェミニンでフローラルな香りは、当時最も人気の香りのひとつとなった。2008年、インターパルファム社の製造によって生まれた「クロエ オードパルファム」は、押しも押されもせぬ定番としてその地位を確立し、現在でも多くの女性に愛され続けている。

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